こんにちは。ふじやんです。
クリスマス一色に染まる季節ですが、その前に!!
奈良では古式ゆかしい『おん祭り』というお祭りがあるのを皆さんご存知でしょうか?
私が小さい頃は、奈良市内の小中学校は休み(午後から休みだったかな?)
になって、友達みんなでお祭りに繰り出したもんです。
人々にとっても楽しみであるお祭りは、神様にとっても楽しいもの。
この『おん祭り』、じつは春日大社の「若宮様」の為のお祭りなのです。
ではこの『おん祭り』について、ちょこっとご紹介。
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●春日大社の神様たち
春日大社は藤原氏の氏神を祀る神社で、4人の神様がいます。
①茨城県の鹿島神宮から鹿に乗ってきた「タケミカヅチノミコト」
(奈良の鹿が神様の使いとされる由縁ですね)
②千葉県の香取神宮から来た「フツヌシノミコト」
③大阪府の枚岡神社からきた「アメノコヤネノミコト」
④「アメノコヤネノミコト」の奥様で同じく枚岡神社から「ヒメガミ」
みなさん、奈良県外からお越しの神様なんですね。
で、枚岡神社から夫婦で引っ越してこられた「アメノコヤネノミコト」と「ヒメガミ」の間に
生まれたのがおん祭りの主人公「若宮」さまなのです。
●おん祭りのはじまり
4人の神様はそれぞれご自分の神殿があるのですが
若宮さまだけは、マイ神殿がなく仮住まい・・・。
スネてしまったのか、奈良の町は長年の大雨洪水で飢饉に見舞われます。
若宮さまは水の神。時の関白・藤原忠通は万民を救済しようと
若宮さまの為に大きな神殿を作り、祭礼を奉仕したのがおん祭りの始まり。
以来、五穀豊穣と万民安楽を願うお祭りとして今に続いているのです。
●どんなお祭り?
ひとことで言うと、若宮さまのワンナイトパラダイス!
若宮さまが遊べるのは、12月17日の午前0時から午後12時までの24時間。
いつもの社殿を出てお旅所へ移動し、そこで人々が奉納する
様々な芸能を見て楽しんでもらうのです。シンデレラみたいですね。
詳しいスケジュールは春日大社のホームページにありますのでここでは簡単に。
午前0時 マイ神殿を出発し、お旅所へ向かう。【遷幸の儀(せんこうのぎ)】
※とても神聖なため撮影禁止!!
午前1~2時 お旅所到着
若宮さま朝ごはん&神楽鑑賞【暁祭(あかつきさい)】
午前9時 お留守中のマイ神殿にてお祭りの無事を祈祷【本殿祭(ほんでんさい)】
午後0時 お旅所で待つ若宮さまのもとへ芸能集団が移動【お渡り式】
※これが現在のメインといえるもの。
第1~12番まで、田楽などの伝統衣装を着た集団が芸能を披露しながら
メインストリートを大移動。
午後1時 途中、一の鳥居内「影向の松(ようごうのまつ)」にて舞【松の下式(まつのしたしき)】
「影向の松」は能舞台の鏡板に描かれる松のモデル。
猿楽・田楽などの集団は由緒あるこの松の下で所定の舞を演じてからでないと
お旅所には入れない。
午後2時 【競馬(けいば)】
左舞・右舞の2つの舞楽の舞の順番を競馬で決める。
午後2時半~午後11時
若宮さま、お旅所にてひたすら芸能鑑賞 【お旅所祭(おたびしょさい)】
神楽・東遊・田楽・細男・猿楽・舞楽・和舞などなど
午後11時 若宮さま、お旅所出発、社殿にお帰り。写真撮影禁止!!
社殿にてシメの神楽をご鑑賞、お祭り終了。
とまあ、普通の人間にはおなか一杯過ぎるほどの芸能鑑賞三昧。
お旅所祭を2時間ほど頑張って見たことがありますが、
寒いしあんまり見えないし聞こえないしで結構辛い。。。
神様のいる神殿の方を向いて舞うので、観客には見づらいんです。
でも、能など伝統芸能が一同に披露される貴重なチャンス。
一見の価値ありです!
以上、ふじやんでした!長くなっちゃってゴメンナサイ!
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