ココロワークスのスタッフが日々の思いを綴る場所。
こんちには、河童です。
今週は、私の大好きな作家、幸田文さんをご紹介します。
幸田文さんは、幸田露伴の次女で、
父が亡くなってから執筆活動をはじめます。
その内容はほとんどが、着物のこと、台所のこと、父から教えられたことです。
随筆を多くお書きになっておられましたが、物語も書いておられました。
物語も、随筆によく似て、生活のことが多いです。
幸田文の父、幸田露伴はとても厳しい人だったようです。
父は、幼い娘に食事の内容を毎日書かせたり、また、13歳で食事の用意をさせました。
娘は父のいやみをさっと返してみたり、美食家の父のために手を尽くし心を尽くしたり。
また、親と子だけでなく、まわりにいる人たちとのことも
すばらしい観察力で鮮やかに書いていらっしゃいます。
幸田文さんが生きたのは、明治三十七年から平成七年まで。
厳しい父に育てられたのは、戦前のことです。
父との思い出は、そのまま、戦前の日本の姿を描くことになりました。
戦後、核家族化や、欧米の自由な雰囲気の中で、
「しつけ」や、それまであった風習が薄れていきました。
今もなくなり続けています。
江戸と明治でも違うのだから、そういうものなのかもしれません。
と、幸田文さんが書く身近なお話からそんなことまで話がいっちゃいそうです。
着物は、もう着る人があまりいませんので、ピンとこないかもしれませんが、
食べ物は、今にも通じるところがあります。しつけもね。
(しつけはするんじゃなくてされたほうです。しつけされた体験記!)
尻つぼみに終わってしまいました。
興味がおありでしたら、ぜひ、読んでみてください。
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