ご無沙汰しておりました、KYです。
ものすごく久し振りにブログを書かせて頂きます。
今日のお話は音楽配信ダウンロードについて。
そもそも日本で初めてインターネットでの音楽配信に積極的に取り組んだアーティストは、1996年、当時TKサウンドで絶頂期を迎えていた小室哲哉氏でした。
彼が司会を務めるトーク番組で、音楽配信について語っていた事をうっすらと覚えています。当時、高校生だった私は彼が何を言っているのか全く理解出来ていませんでしたが、今となれば物凄く先鋭的な考えだったんですね。結局、時代がついていけずにTKの音楽配信計画は普及には至らず、そうこうしてるうちに今度は逆にTKが時代についていけなくなってしまい、その末路は皆さんご存知の通りです。
その後、音楽配信文化はmp3やi Tunes storeの登場により爆発的に拡大しました。商売の地盤が出来た事により、レコード会社やインターネット企業も続々と音楽配信事業に進出を始めます。中でも、日本では携帯電話を使った音楽配信、『着メロ』や『着うた』が若者を中心に人気となり、ダウンロード数はPC配信の約4倍にも上ります。CDの売り上げ枚数も楽々上回り、CDが売れない時代に突入してゆきます。TVを見ていても、CDのCMかと思ったら携帯音楽配信サービスのCMだったって事がありませんか?
しかしダウンロード数には『着メロ』などの着信音に使うために曲の一部のみを配信する低価格サービスも含まれています。ダウンロード数は記録的でも実際の利益はと言えば、アルバム・シングル共に100万枚200万枚と売れていた時代と比べると......という現状。音楽業界はCDの売上げ不振を有料配信で補おうとしましたが、そう上手くは行かないようです。
音楽を作っているアーティストの側からすれば、インターネット配信はダイレクトにリスナーとコネクトできる非常に可能性に満ちた表現方法でもあります。わざわざレコード会社を通す必要もないわけですし、売上げの何パーセントかを持っていかれる事も無い。マイスペースやYOUTUBEなど、今や全世界に向けてプロモーション出来る場所はどこにでもあります。本当に素晴らしい作品であればファンはCDも欲しがるはず、先行配信で利益が出れば更に購買欲をくすぐるパッケージや特典などに投資も出来る。アーティスト側から考えてみると、先ほどのCDが売れないから配信をするという考えとは全く逆になりますね。
ビジネスのラインに音楽を乗せるのでは無く、音楽とビジネスが理想的に結びつく点は一体どこなのかを考える事が大切なのではないでしょうか?アーティストが曲を提供するのも、タイアップや高額なギャラ目当てではなく、信頼やリスペクトが理由になれば美しいなぁと思います。
長々と失礼致しました、KYでした。
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