マイシネマ部長が気になった面白ネタをブログ形式でほぼ毎日提供中(ココロ ワークス営業日のみ)

皆さん、マンガン電池使ってますか?
マイシネマ部長です。

皆さんは最近マンガン電池を使っていますか?
実は自宅の壁掛け時計が止まったんです。で、自分が「確か時計にはマンガン電池がいいんだよ」と進言すると「何故?」という話になりました。自分も人から聞いた話なので何故かをよく知りませんでした。

■100円ショップでもあるじゃん?アルカリが。
 いやいや、あえてマンガン電池なんて使わないですよね?「100円ショップでアルカリ電池が100円!」のご時世に、何故にいまさらマンガン電池?と思われるかもしれません。しかし今でもお店にマンガン電池って売ってるのは何故でしょうか?
 それは今でも「必要」としている人が多いからです。 「それはどんな人・・?」。いえいえ、他でもない皆さんなんです。

■アルカリ・マンガンの違い
 アルカリ電池とマンガン電池、区別されるからには決定的な違いがあります。アルカリ電池は皆さんご存知の通り、大容量・長寿命なんです。その時点で、マンガン電池、付け入る隙もないような気がします。電池は大容量で長寿命、それで十分だから。価格も100円ショップのおかげでほぼ同額。他にアルカリとマンガンの違いと言えば、色。アルカリは「金」、マンガンは「黒」「赤」が選べます。「いやー、俺は派手が嫌いだから「黒かな?」」「わたしはビビットに「赤!」」って電池を選ぶ優れたセンスの人間のためにまだマンガン電池を売っているメーカーさんはあるのでしょうか?
 本当はまだ2つほど違いがあります。まず一つ目は、回復力です。アルカリ電池は、使ったら使った分だけ寿命が縮まりますが、マンガン電池はなんと、少し置いておくと自力で回復するそうです。すごいですね。自然治癒です。
 そしてもうひとつの特徴、それはマンガン電池は「だんだん弱っていく」ということです。『いやいや、弱っていくのは当然では?』とお思いでしょう。しかしアルカリ電池は寿命が来ると、突然こと切れてしまうのです。それに対しマンガン電池はだんだん弱くなっていきます。寿命寸前まで全開出力のアルカリ電池と、見るからに電力が弱まっていくマンガン電池。つまり「突然電池が切れたら困るもの」はマンガン電池の方が「あ、そろそろ寿命だな」とわかりやすいという特徴があります。
(それ以外にも「液漏れ」の可能性が違いとして指摘されています。アルカリ電池は最後まで出力を維持するため液漏れの可能性が高いとも言われているようですが、これには諸説があり、判断できませんでした。また万が一、液漏れを起こした場合、アルカリよりマンガンの方が比較的安全と言う事は有名な話です。よって幼児のおもちゃにはマンガンを用いられることが多いと言われています。)

■マンガンも使ってみましょう
 アルカリとマンガンの特徴を理解したところで、各電池の特徴に合わせた用途も掲載します。まずアルカリ電池ですが、ご存知の通り、大電力で最後まで全開出力(つまり寿命いっぱいまで一定の出力)という特徴から、
 ・ビデオカメラ
 ・携帯プレイヤー
 ・デジタルカメラ
 ・電動シェーバー
 ・LEDライト
に向いています。いや、現在のほとんどの高性能な機械はアルカリ電池を使う事を推奨しています。これは現在は、「電池が最後まで全開で頑張ってくれないとマトモに動かない」機器が多いからです。詳しくは取扱説明書に明記されているハズなのでそちらをご覧ください。
 それに対しマンガン電池は、
 ・掛け時計(置時計)
 ・リモコン
 ・ガス・石油機器自動点火装置
での使用に向いているようです。つまり、「ちょっとだけの電力」「たまに使う」電池はマンガン電池の方が適しているようです。何しろ「回復」するのですから。

■赤と黒
 そういえばマンガン電池って「赤」と「黒」があるのをご存知でしょうか?平成ベビーは知らないんじゃないだろうか?と思ってしまいます。確かにありましたよね?実はこの「赤」と「黒」は性能の違いなのです。「赤」は高出力用、「黒」は超高性能だそうです。超高性能な「黒」でもアルカリには歯が立たないのですから、ちょっと涙を誘いますね。よって「赤」は時代の流れに乗って消えていくわけです(ちなみに、高容量の「青」もあったそうです)。

■意外に気づかない身近な事
 身近な電池ですが、どうしてこんなにマンガンとアルカリの使い分けは浸透していないのでしょうか?それは
 ・「アルカリがスゴイ」という宣伝が蔓延していた事
 ・アルカリとマンガンが高い互換性を持っていた事
に起因すると言われています。確かに宣伝では、アルカリ電池で飛行機を飛ばしたり車を走らせて見たりしています。マンガンは宣伝しないですね。また、あまりにも普通のことで見落としていますが、私たちは「互換性」が高い別の電池を使っているんですね。


■次回に続く
 昨今、エネループ・オキシライド・EVOLTAと様々な新しい乾電池が出て、更に燃料電池・太陽電池と電池そのもののカタチが変わりつつあります。しかし今回、電池について調べていると、面白い事がたくさんわかってきました。
 なので次回も引き続き電池の話題を取り上げたいと思います。

記載者:というわけで今日の帰りにマンガン電池を買って帰るマイシネマ部長

 

 

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