今週は、ミシュランが発行するガイドブックをぐり~んはんど?が調べてみました。
まずはミシュランの歴史について少しだけ触れてみます。
ミシュランは1889年フランスで、アンドレ・ミシュランとエドワール・ミシュランの兄弟によって設立されました。設立当初は、農業機械やゴム製品の製造を行っていました。タイヤに着目したのは1891年。自転車のタイヤ修理がきっかけでした。
1人のサイクリストが修理部品を買いに立ち寄った事をきっかけに、それまで一晩かかっていた修理と脱着を、何と15分で行えるように開発、しかもそのタイヤを装着した選手がレースで優勝したことで、世間の注目を集めました。
その後、自動車にも世界初の空気入りタイヤを装着させレースに参戦するなど、タイヤ界ではパイオニアの役割を果たしてきました。
そ
んなミシュランがガイドブックを発行するきっかけとなったのは、1900年自動車の黎明期であり、パリ万国博覧会が開催された年。いち早く、モータリゼー
ションの時代が来ることを確信したミシュラン兄弟が、製品の宣伝を兼ねてドライブ文化をより安全で楽しいものにするために生まれたのが『ミシュランガイ
ド』です。そこには当時まだ少なかった自動車修理工場の紹介や市街地図、ガソリンスタンドやホテルなど、ドライバーがドライブを楽しむ為の情報が掲載さ
れ、無料で配布されていたそうです。その後、毎年発行を続け、20年の歳月を経て販売へと踏み切りました。
販売のきっかけとなったのは、ある修理工場での出来事。作業代の足代わりに数冊のミシュランガイドが地面から積み重ねられているのを見て「人々はお金を払って買ったものしか大切にしない」という事を悟ったそうです。
現在ではビジネス界のみならず、一般常識となった価値観をミシュラン兄弟はここで見出したのですね。
1930年代には、レストランを星でカテゴリ分けするシステムがスタート。それが現在のミシュランレッドブックとなりました。
1世紀以上もの間、ミシュランガイドがミシュランガイドであり続けた理由はなんでしょうか。
そこには、当初から守り伝えられてきた5つの約束事がありました。
①匿名調査員の派遣
一般の方と同じサービスを受けクオリティを評価する為です。ホテルとレストランを調査員が定期的に訪問し、宿泊や飲食の代金を自ら支払い、立場を明かすことなく立ち去ります。
②独自性
どのホテル・レストランを掲載するかの選択は、ミシュランが独自に行います。ガイドへの掲載は全て無料です。
③選択方法
ミシュランガイドは、調査員が全ての施設で同じ方法を適用して調査を行い、その上で合議制の会議を行い掲載を選択しています。
④毎年の更新
ガイドの更新は年1回。最新版が発行される度、必ず確認・修正・改善・変更が行われ、もちろん施設の評価やランキングの見直しも行われます。
⑤一貫性
その土地をドライブする人が快適に過ごす為に、各国の特色を考慮して作られているのですが、その格付け基準は完全に一貫しています。同じ価値基準の下、調査員が評価を行っています。
全ては、その地を旅する人、その地に暮らす人の為に押し付けではなく案内を、そして間違いのない正しい情報を、という原則に基づいているのです。
ミシュラン兄弟が、自身を含め、取り巻く環境の幸せや楽しみを追求し、取り組んだ結果ではないでしょうか。
そして、私たちココロワークスにも5つのルールがあります。そのルールを深く理解し実行することで、世界基準を生み出すことができるのではないでしょうか。
大切なものは既に持っているのですから。
ぐり~んはんど?
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