みなさんコンニチハ!写真部副部長&仏部部長です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ではさっそく、世界一について。
あ、非常に長いです。お時間と心に余裕のある方、
最後までお付き合い下さいませ。
表題のとおり、インドでは、自国の成長に自身を持つ人が非常に多いそうです。
ドイツのシンクタンク(経済研究所のような機関)による調査で、日米英仏独の先進国に中国・インド・ロシア・ブラジルという経済新興国(BRICs)を加えた計9000人を対象に実施。「2020年の世界の大国は?」の質問にインド人は「インド」と答えた人が
72%とトップ。米国59%、中国39%を大幅に上回りました。
「こんなに自信たっぷりのインドって一体どんな国?」ということで調べました。
そこから見えてきた「インドの結婚の現実」について、後半でお話したいと思います。
長いので、ここからは硬めの口調に変更します!
【こんなに自信たっぷりのインドって一体どんな国?】
《ニューリッチの台頭》
インドでは数百年に及ぶカースト制度がビジネス界を支配してきたが
1991年の経済自由化をきっかけに
支配者層に富が集中するという従来の秩序が崩れ始めた。
その理由はこちら。
①インド国内での、IT産業に代表される知的産業の台頭
②資本の自由化
これにより、ごく普通のミドルクラスの家庭に生まれ高等教育を受けた人達が
意欲に溢れる企業家となって活躍する素地が整った。
また1970年代好景気のアメリカが即戦力を求め、プログラマやエンジニアなど知的な人材をインドから大量に流入、そしてアメリカで豊かな地位を獲得したインド人達が、1991年の経済自由化を機に急発展する母国に戻り企業するといった動きが現れた。
IT産業のような新しい産業は、カースト制度に組み込むことができないため
高度な専門知識と意欲を武器とした人達が「生まれ」というしがらみから開放され、
ビジネス界を席巻しつつある。
こうして従来のインドには存在しなかった新興富裕層が生まれつつある。
《インドのIT産業》
インド経済は成長率10%という驚くべき伸び率で発展している。
その大きな原動力となるのがIT産業で、その規模は1997年の50億ドルから
2008年には700~800億ドルにまで拡大するとの予測が出ている。
その主な特徴は3つ。
①ソフトウェア主体の産業構造。
2002年度でその割合は77%となっている。
②国内市場が小さく、ソフトウェアの輸出が中心。
最大の輸出先は米国で、全体の60%を占める。
③ソフトウェアの開発形態はオフショアという、
インド人が国内の拠点からインターネットなどの通信手段を用いて
遠隔地から業務に加わるという形態が圧倒的に多い。
メリットは、インドと米国は昼夜が逆転するという時差を活用して開発スピードを
大幅に速めることができること、
現地法人を設立し、現地雇用で低コストが実現できること。
《発展の裏には貧困格差》
めざましい発展を遂げつつあるとはいえ、人口の過半数を占める貧困層の社会的地位は依然として低い。下の階級が上層階級に尽くすことこそが自らを救済する道であるという考えが、カースト制度がなかなか消えない原因になっている。
近代化や都市化が進み、カースト制度はゆるやかに解体の方向に向かっているが、
村落社会を中心に依然として根強い影響を持っている。
では、このようなインド人にとって、結婚とはどのようなものなのか?
【インドの結婚の現実】
《男性優位の結婚》
男性中心の社会で、女性は価値の無い存在として
出産前から男子誕生を祈る風習もあるというインドでは、
結婚は非常に宗教的な色合いを帯びて神聖化されるため、
社会的には離婚は認められていないという。(法的には認められている)
結婚式は最も重要かつ盛大に祝われる儀式であり、
単に青年が人生の伴侶を得たことを意味するだけでなく、
地域社会に対し一族の富と繁栄を誇示するイベントでもある。
このため、花嫁の父親は数年(時には10年以上)分の
年収に相当する金額の出費を迫られる。
結婚式とは花嫁の父から花婿の家へ贈り物を贈る壮大な贈答儀式といえるだろう。
近年、花嫁側の家族による多額の持参金が社会問題化し、
ひどい場合には殺人事件にまで発展することもあるが、
いまだにこの習慣はインド社会の中に根強く残っているようである。
《インドの20年後に見る花嫁のいない風景》
男性が財産とみられるインド社会では女児は厄介者として中絶が横行し、
この20年間で約2000万人の女児が中絶されている。
インド北部の各地域では男児1000人に対し女児820人しか生まれていない。
これは人類史上先例がないほど驚くべき数字である。このような事態が続けば2030年には2500万人もの花嫁不足をきたすことになるという。
北インドではすでにこうしたことが現実のものとなっている。
花嫁不足の地域の農村では男達が結婚に逸るあまり
「兄弟間一妻多夫」にはしっているという。
表向きは一妻一夫で、花嫁も親も嫁ぎ先でどんな運命が待っているかは知らない。
しかし、結婚してみると義理の兄弟とも性的関係を求められることが公然とではないがまかり通っている。こうして性犯罪や殺人事件が起こり始めているのである。
花嫁不足の解消法として、生活苦で女児を売りに出す貧しい家族から
金で妻を調達することが一般的になってしまっている。
ある農村では男性の40%が妻を金で買っているという。
まさに"結婚"という名の人身売買である。
女児中絶によって女性に対する大きな需要が生まれ、それに人身売買で応える。
この社会は、自ら女性を抹殺しておいて、一方で女性を求めて喘いでいるのだ。
出生男女比の歪みよって、子どもが一人息子の世帯は
家系が途絶えてしまう恐れもある。
また、性犯罪が悪化し誘拐や強姦が多発し子供や幼児さえも犠牲になるかもしれない。
こうした現実は、おそらくインドだけでなく多くの途上国などでも起こっているであろう。
発展の裏に隠れて見えない事実を、今一度しっかりと見つめなければならない。
日本や欧米諸国では結婚といえば、二人が幸せになるおめでたい儀式であるが、
「結婚が幸せなもの」という価値観は共通ではない。
はい、ということで長~いレポートお読み頂きありがとうございました。
なんかものすごく堅苦しい感じになってしまいましたが、
みなさんお疲れになってないでしょうか?
大丈夫ですか~?
でも本当に、女性としてこの現実はショックですね。
昔の日本でも政略結婚など望まない結婚もありましたが、
今もこんなに不幸な結婚があるとは驚きました。
私達が今携わっている結婚式というものが、
どれほど幸せに満ちたものであるかを改めて実感しました。
そして世界の人たちがみんな幸せに暮らせる時代が
早く訪れる事を切に願うのでありました。
以上、写真部副部長&仏部部長、真面目に語るブログでした~。
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