世界一になったものには、何か理由があります。 その理由に触れて、僕らも世界一になりましょ~。

皆様おまちかね、写真部部長兼自転車部(仮)部長の世界一です。

もちろん、今回は「自転車」の世界一を紹介します。

少し前にぐりーんはんどさんから「shimano」の紹介があったと思うのですが、
そのshimanoに関わる、一人のロードレーサーを紹介します。

皆 さんが「自転車競技」として思い浮かべるのはどんなものですか?競輪のような「トラックレース」、いやいや、もっともタフな人間が競い合う、アイアンマン レースこと「トライアスロン」、トリックをきめる「BMX」、オフロードレースの「クロスカントリー」・・、さまざまな自転車競技があります。
そしてどれも日本ではさほど馴染みあるレースではありません。
そんな中でも、世界と日本との温度差が激しい自転車競技といえば「ロードレース」ではないでしょうか?

「ロードレース」とは、主に舗装された一般道をコースとしてロードバイクで走り、ゴールの順序や所要時間を競う競技を指します。
世界的に有名なロードレースと言えば「ツール・ド・フランス」でしょう。毎年7月に3週間かけて開催される、距離にして3500km以上、高低差2000m以上、世界で最も有名なロードレースのひとつです。



そんな「ツール・ド・フランス」を7連覇した男が今回の世界一、
「ランス・アームストロング」その人です。

このランス・アームストロングが強かったポイントは3つ

1、常識にとらわれない自分のスタイルを見出したこと

2、若いうちに経験を重ねる「体力」と、年をとったときに経験で勝ち抜く「頭脳」をもっていたこと

3、そして何より「マイナスをプラスに変える力」をもっていたこと

です。

1、常識にとらわれないスタイル
彼は今までの自転車のスタイルを打ち破る走法を編み出しました。「編み出した」というより自分の体との対話を繰り返し、それまでの常識にとらわれず、最も自分に適したスタイルをとりました。

それまでのロードレースは「重いギアを強い力で踏み込む!」ことが基本だったのですが、ランスは「軽いギアで回転数を上げる」という方法でレースに挑みました。

ラ ンスの走法「回転数を上げる」は一見、心拍数が上がり、すぐしんどくなってしまいそうな走法なのですが、スポーツ医学的に見て、従来の「強い力で踏み込 む!」の方が、すぐに乳酸がたまってしまい走れなくなってしまう事がわかりました。結果として今や世界のサイクリストの常識となっています。

皆様も余裕があれば
段切り替え付自転車で10kmくらい走る事があれば、
・一番軽い段で行く
・一番重い段で帰る
という方法を試してください。

圧倒的に軽い段の方が足へのダメージは少ないはずです!
(この差を感じないくらい強靭な足をお持ちの方は是非、ココロワークス自転車部に!)


2、若いうちに経験を重ねる「体力」と、年をとったときに経験で勝ち抜く「頭脳」をもっていたこと

彼は、若いころは非常にアグレッシブな選手でした。

とあるレースで自分の名前をほかの選手と混同された時には
「くそったれ、俺の名前はアームストロングだ。このレースが終わるころには、俺の名前を知ることになるさ」
という暴言を吐いたり、あえて力の差を見せつけるようなレース展開をし、ライバルの精神面にもダメージを与える等、かなりアグレッシブな選手でした。

そんな性格の彼、若いころに様々な挑戦を繰り返しましたが、同時に、常に物事を考え、試行錯誤をしていました。

結果として選手生活晩年には、ロードレースの戦い方や、レースの流れの見方、勝負所を見極める力をつけていき、体力的には不利になっても勝利をつかみ続けた、ということです。世間の評価は「アグレッシブな選手」から「クレバーな選手」に変わったそうです。


3、そして何よりあきらめなかったこと、「マイナスをプラスに変える力」をもっていたこと

彼のことを語る上で、このことを外して語れない事があります。
それは彼は、25歳の秋に彼を襲った「癌」です。
アームストロングは医師から自身が精巣腫瘍に侵され、既に肺と脳にも転移していることを知らされます。
ここで彼は選択を迫られます。
・精巣腫瘍の最も一般的な療法「ブレオマイシンなどを使用した化学療法」。この方法は心肺機能を低減してしまう副作用がありますが、最もポピュラーで、患者へのリスクが低いものとされています。
もう一つは、もっと過酷な化学療法。効果は高いですが、脳の浸潤部を切除するなど、患者へのリスクも高い方法です。

ここで彼は「過酷」な道を選びます
それは、彼の「ツール」への思いにほかなりません。
ポピュラーな方法を使えばツールには出られなくなるのは間違いない。それなら使わない。
彼の心は「癌」を目の前にしても「ツール」をみていたんですね。

そして彼は「癌」を乗り越えます。

そして、世界の頂点「ツール・ド・フランス」という舞台で前人未到の7連勝という記録を築き上げたのです。


今彼は癌患者の希望として癌撲滅運動(LIVESTRONG)を率いています。


僕たちココロワークスもきっと彼に見習うことは多いはず。

1、常識にとらわれない自分のスタイルを見出したこと

人に教えてもらったことだけではなく、自分で考えた事や感じた事を形にしたいですね。もしかすると「常識」が「非常識」、「非常識」が「常識」になるかもしれません。

2、若いうちに経験を重ねる「体力」と、年をとったときに経験で勝ち抜く「頭脳」をもっていたこと

ココロワークスは、(僕を含め)まだまだ若い人たちばかりです。しんどい時でも、走り抜いてこそわかることや、ちょっと無理をしてからわかる事もあるはずです。チャレンジを恐れない事が、僕らの将来の力になるはずです。

3、そして何より「マイナスをプラスに変える力」をもっていたこと

どんな時でも自分も目標を見失わないようにしましょう。明確な目標があり、それを見失わず、少しずつ目標に近づけるようにすれば、そこに辿り着くことはできます。




さて、最後に
「マイヨ・ジョーヌ」ってなんやねん、
という人に。


ツール・ド・フランスの総合チャンピオンだけが着ることの出来る、黄色いジャージの事です。

CWはどんな世界のマイヨ・ジョーヌを着るのでしょうね。





写真部部長として自転車に乗り続ける事を誓った
写真部部長