世界一になったものには、何か理由があります。 その理由に触れて、僕らも世界一になりましょ~。

今週の世界一。担当はぐり~んはんど?でございます。
最近ぐり~んはんど?は、自転車にはまって おります。世間でもやたらはやっていますね。エコな目的だったりメタボリック対策だったり...。はまりすぎて、自宅から会社まで片道約15㎞、時間にして 50分程の道のりを自転車に乗って通勤しております。このような人々を、巷では『ツーキニスト』と呼ぶらしいです。私が乗っているのはクロスバイクという 種類で、いずれはロードバイクにのって、颯爽と駆け抜けたいというのがここ最近の目標です。

自転車乗りになると、プロ選手の動向が気にな りますね。自転車界にも世界的に有名な大会があるんですよ。世界で約20億人が観戦し、スポーツ界の一大イベントとされている大会なのです。1903年に 第一回が開催され、既に100年以上の歴史を持つ自転車レース『ツール・ド・フランス』。日本ではまだまだ認知度が低いようですが、世界的にはオリンピッ クやサッカーワールドカップに並ぶ世界3大スポーツイベントの一つに数えられているほど人気が高いそうです。
ツール・ド・フランスは、毎年7月に 21日間をかけて行われ、地球上で最も過酷なレースといわれています。その所以は、総走行距離3600km。そのバラエティに富んだコースがによるもので す。筋肉質のスプリンターたちが時速70kmものスピードでゴールに飛び込んでくる平坦ステージもあれば、2000m級の山々を駆け上がる山岳ステージ。 さらにチームが一丸となり、矢のように走るチーム・タイム・トライアルや、選手個人の力が試される個人タイム・トライアルなど。様々なコースレイアウトが 選手をふるいにかけ、観客を熱狂の渦に巻き込んでゆくのです。既に鳥肌が立ちました。美しいですね。あ、そこの貴方も鳥肌が立ちましたか...
そして最終日にはあのシャンゼリゼ通りが全面通行止めになり、闘い抜いた選手達を迎えるのですよ。いずれは間近で選手たちを称えたいのです。
そ んなレースに挑む選手たちは体脂肪率5%という肉体を持ち、レース中は1日に平均170kmを、最高時速100km以上で走る、まさに超人です。選手たち が消費するエネルギーは1日7000キロカロリーともいわれ、レースを完走するには超人的な体力だけでなく、並外れた精神力も必要です。50km/hもの スピードで1時間以上走り続ける選手や、たった2cm幅のタイヤに命を預け、時速100kmで山道を下る選手には、人間の無限の可能性を感じてしまいま す。

...なんだか自転車のロマンを語ってしまいましたね。
戻りましょうね。世界一です。世界一の自転車パーツメーカー『株式会社シマノ』です。
大阪府堺市に本社を置く世界的に有名な会社ですね。宣伝する必要のないぐらい圧倒的なシェアで、自転車パーツもシマノが採用した瞬間に世界標準になるといわれる『世界のシマノ』です。
ご近所さんな感じがするのにすごいですね。

前にさんざん語ってしまいました超人たちを支える自転車ですが、やはり一切の贅肉を排除し『走るため』だけに作られているのです。
「たかが自転車」と侮るなかれ。最先端技術が投入される究極の戦闘機なのですよ。
選手達の持つ力を最大限に引き出せるように、最先端の技術が投入され、非常に軽量で強靭に作られているのです。そして、自転車の機能・性能向上は完成車メーカーではなく部品メーカーが担っていて、開発の主導権は部品メーカー側にあるそうです。
現在世界のシマノは、従業員数6500名(日本人は1000名)で152億円を売り上げる巨大企業です。
1921年に島野庄三郎氏によって創業。当時はやはりたくさんのご苦労があった様子。
そ んなシマノが現在に至るまでに注目すべき点としては、徹底した情報収集です。1950年にアメリカ進出をはたした後『キャラバン隊』と呼ばれる社員によっ て、アメリカ全土の自転車小売店への訪問が実施されました。そこで顧客の動向やクレーム関連の情報収集、新製品の紹介とその反応などの情報収集が行われま した。集められた情報は、本社にフィードバックされ、確実に製品開発へと反映されたそうです。また自転車競技が盛んなヨーロッパにおいては、各地のロード レースにメカニックとして参加し、自転車先進国におけるユーザーの使用状況を把握。これも製品開発へ反映されました。その結果、技術のシマノとして世界に 認められました。
また、1997年からは、会議は全て英語...!だそうです。さすがグローバルな会社です。導入当初はそれはもう大変だったようで す。会議を英語で出来ないなら部長を辞めろ!課長を辞めろ!嫌なら英語で続けろ!などの指令が出たそうです。日本人だけの会議でも、資料は英語...。もう私 なんて人間やめたほうが早いのではと思うくらい。
この一大英語化プロジェクトによって、海外のシマノが元気になったそうです。会社の方針も事細か に理解でき、宗教・言葉・習慣は違っても、お客様や市場に対して素晴らしい商品を提供し続け、顧客満足を高め、社会貢献をしていく!それが「チームシマ ノ」なのだ!という共通認識を持つことに成功したそうです。また役員11名のうち10人が海外向上や海外販売会社の勤務経験をお持ちで、常にどこでも・誰 とでもコミュニケージョンがとれ、すぐに返事が貰えるということも、このプロジェクトで得た成果だそうです。このスピードはやはり顧客満足へと繋がってい きますものね。

最後に、『品質、技術、信用を徹底的に追求する』『自分で作って自分で売る』『和して厳しく』これは、庄三郎氏によって立てられたシマノの基盤ともなる信条です。この信条が、社員や製品のDNAに刻み込まれることで、チームシマノとしての現在があるんだと思います。

ぐり~んはんどでした。