世界一になったものには、何か理由があります。 その理由に触れて、僕らも世界一になりましょ~。

こんにちは。写真部副部長&仏部部長で~す。
秋ですね~。秘仏御開帳が目白押しの季節です!
この秋仏部は本格的に活動しますよ。
つい先日も部員と、奈良の吉野にある蔵王堂(世界遺産!)の蔵王権現を
見てきました。すっげ~ですよ、約8m、7m、6mもあるでっかい仏像が
三人も拳をあげて睨みをきかせて立っておられるのですよ!!!
もう、煩悩なんてぶっとびますね。
次は滋賀県にも行く予定ですよ~。楽しみです~。

おっと、前置きがかなり長くなりました。
本題へと参りましょう。

今回の世界一は題名にも示しましたとおりでございますが
世界一の小型モーターについてでございます。

小型モーターって一体なんなの?
何に使われているの?

その業界の方以外はおそらくあまり馴染みの無いものですよね。
でも、結構私達の生活の身近なところに使われているのですよ。
代表的なものでいいますと、
ノートパソコンとか、携帯電話とか。
薄くて小さいのが必須条件とされるこのご時世に貢献しているのが
神奈川県に本社を置かれる「シコー技研」さんです。

この会社は超小型モーターのトップメーカーであり、
その開発や事業化には数々のドラマが隠されております。

社長の白木 学さんの人生は、まさに超小型モーターの歴史そのもの。
少年時代からエジソンやキュリー夫人のような発明家に憧れ、
大学時代には「特許研究部」を設立し、
発明の知的財産研究の草分け的存在でもありました。

そんな彼が最初に手がけたのは
大手企業から依頼を受けたモーターの巻き線機の試作。
この仕事は、彼が1976年に起業するきっかけとなりました。
従来の機械式から電気式に転換し、初の自動化を実現させたのです。

この技術をもとに開発されたのが薄型モーター。
従来の形式にとらわれないアイデアで不可能を可能にさせたのです。
そしてこの薄型モーターがあのSONYの「ウォークマン」に採用され、
大ヒットとなりました。

さて、これに続く第2弾のヒット製品は小型ファンモーター。
いわばノートパソコンの心臓であるCPUを冷却するための扇風機。
この小さな扇風機のおかげで、ノートパソコンは爆発的に普及します。
まさに、大ヒットの影の主役!

しかしこの大ヒットの裏にはこんなエピソードが。

せっかく開発した技術も、日本国内では見向きもされない日々。
そんな1994年のある日、アメリカの大手半導体メーカー、
インテル社の技術担当幹部が、突然シコー技研を訪れます。
インテル社の幹部は、白木社長に対してこう言いました。

「世界中でノートパソコンに搭載する小型ファンモーターを探したが
シコー技研しかなかった。」

と、素直にシコー技研の技術力を評価し、
ペンティアム純正小型モーターとして大量発注したそうです。
しかし、その一方でインテル幹部は
当時のプレハブ造りの小さな本社事務所をいぶかしげに見やり
「いかにもお粗末」と言いたげ...。

それに対して白木社長は毅然として言い切ります。

「当社が投資するのは研究開発と設備です。本社事務所への投資は最後です」

おおー。素晴らしい。
白木社長は、日本の産業界は新技術の採用になぜか慎重で保守的だと言います。
欧米で認められてから日本に逆輸入され脚光を浴びる技術や製品が少なくありません。
この小型ファンモーターもその1つであったわけです。

さて、このシコー技研の経営理念として掲げられているのが
「思考」つまりとにかく考えること。
そして「新しいものに挑戦する勇気」です。

社員わずか数名の小さなハイテクベンチャー企業としてスタートした
シコー技研には、資金も建物も何もなかったけれど、
「世界のどこにもないものを作る」という情熱は誰にも負けなかった。
その情熱が今では世界に誇る最高の技術を生み出しました。

開発者に求められるのは、
どんな時でも研究課題について考えを巡らせているということ。
ふとした瞬間に生まれるひらめきが大きなヒントになるのです。

考える事をやめてしまうと、だめなんですよね。
それと、考えることが好きでなくてはだめなんですね。
もういや~!!って思うと
いいものは生まれないですもんね。
夢の中にだってヒントがあるかもしれないですから
寝るときも油断してはなりませんよ。
みなさん、寝ながら考えて下さい。
夢にまで出るって事は相当すごいアイデアなんですよ。きっと。
今日もいいアイデアを求めてアンテナを張っていきましょう。

みなさま、秋の夜長、風邪などひかぬようお気をつけくださいませ。

では、ごきげんよう~。


写真部副部長 兼 仏部部長でした!