皆様こんにちわ。
良い陽気でございますね。
さけでございます。
明日から連休でございます。
もうすでに連休中だとおっしゃる方、
バカ言うな!ゴールデンウィークなんてねぇんだよ!
とお怒り方、
様々でございましょうが
皆様それなりのゴールデンウィーク
健やかに過ごして参りましょう。
妄想連載、第9回。
9回って・・。 終わんねぇ・・・。
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「わしには大願があっての。
それを諦めにゃならんことになってしもうた。」
「あんたは悪うないのやぞ。」
ご住職、独り言が増えております。
「あんたは、悪ない。」
「悪くない。」
どうやらやはりわたくしが悪かった様でございますなぁ・・・。
しかし思いのほか広いお寺でございます。
先ほどからいくつか廊下を渡っております。
正面から見ただけでは分かりませんでしたが
意外と奥行きのある立派なお寺でございます。
突き当たり。
どうやらここがこの寺の一番奥の部屋のようでございます。
大きな扉がございます。
ご住職、おもむろに懐から鍵を取り出され
まあ古い南京錠なのでございましょう、
なかなか空きませんが慣れた手つきでわりと乱暴にお開けになります。
「いいんですか、
わたし本当についてきちゃいましたけど・・。」
「う~ん・・。
ええんじゃ、ええんじゃ。」
「・・ここには一体の仏像があっての。」
「それをあんたに見てもらおうおもてな。」
なんと。
これはラッキー。
ねぇ。
ラッキーだねぇ。
よかったねぇ。
てっきりお説教かなんかされるんかと思ったねぇ。
しかし、このお寺について調べた時には
そんな仏像があるなんて書いてなかったけれどもねぇ・・。
ただ秘仏だって事も見落としてるくらいだからね。
・・・。
おっ。
開きますよぉ~。
おや。
これは素晴らしい。
え~と、観音様でございます。
えぇ。
オーソドックスな聖観音菩薩です。
非常に女性的で、
蓮華を持つ指なんかはなんとも可憐。
目じりに少し憂いの宿る
とても美しい観音様でございます。
素晴らしんですよ。
素晴らしんですが、しかしこりゃまたずいぶんと新しい・・。
いや、新しいどころかまた制作途中のようでございます。
まだ荒削りの部分も多く、周りには木屑が積もっております。
「もう彫り始めて5年になるかの。」
ほう。
ご住職が。
つづく
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