ココロワークスの仏部(仏像同好会)がお寺や仏像について語ります。

寺めぐりレポ その1

2009 3月25日 15:38

 

こんにちは。さけでございます。

 

先日、部長ふじやんがご挨拶をさせていただいておりましたね

ふじやんは部長ですけどね、

今後もおそらくあんなかんじで

かなりマイペースに切り込んでまいります。

 

 とはいえ、ふじやんは部長だけあって仏像に関する知識は豊富ですから

ありがたいお話を知らない間にあげていたりすることもございましょうので

皆さま油断なきよう、

まめに「ぶつぶ」をチェックしていただきたいと

そう思うばかりであります。

 

 

 

今日はですね

そう。

表題のとおり。

 

週末にお寺に行ったものですから

レポートさせていただきたいとおもうのです。

 

ようやく仏部のブログらしくなってまいりました。

 

えと。

参りましたのは奈良の安倍文殊院でございます。

どんなお寺か?

名前が全てをあらわしておりますよ。

安倍清明出生の地であり、

陰陽道の修行をした場所であるというお寺で、

本尊は文殊菩薩。

 

だから安倍文殊院。

わかりやすいね、おぼえやすいね。

 

どちらかというと小ぢんまりとしたお寺ですが

本尊がそれはそれはご立派でした。

 

なんとご本尊の文殊菩薩はもちろん

4体の脇待のうち3体が快慶作だというのです。

 

それだけではなくこの文殊菩薩は日本三文殊のひとつとされ、

しかも日本最大なのです。

高さ7mもあるんです。

東大寺の金剛力士像が8.4mですからね。

けっこうな大きさでございましょ?

 

そういや皆さま

文殊菩薩ってご存知なのでしょうか。

 

3人寄れば文殊の知恵?」

「福井の原発?」

 

はいはい。両方正解。

 

3人寄れば文殊の知恵」の文殊は文殊菩薩のことでございます。

とっても賢い智慧を司る仏様。

だからでございましょう、

このお寺は合格祈願やボケ封じのお守りやご祈祷を

多く取り扱ってらっしゃいました。

 

また「福井の原発」に「もんじゅ」ってのがあります

あれも文殊菩薩が由来だそうな。

同じ若狭湾に面する天橋立南側にある

これまた日本三文殊のひとりでらっしゃる天橋山智恩寺の本尊の文殊菩薩から

お名前をいただいてるそうです。

 

 

文殊菩薩。

 

そのお姿は、獅子の背の蓮華座に結跏趺坐し、

右手に智慧を象徴する利剣(宝剣)、左手に経典を乗せた青蓮華を持ってらっしゃる

凛としていてとても知的で美しいお方。

密教では童子形となり、

これまた愛らしさというよりも

純粋さと聡明さをあわせ持ち、こちらの心を全て見すかされるようなまなざしは

そらおそろしいほどの美しさです。

 

今回見た文殊さんは

童子形ではなく大人のお姿。

 

普通は結跏趺坐で獅子に乗られてるのですが

こちらの方は右足はあぐらのような、

左足は下に下ろされたラフなお姿でとっても自然体。

 

快慶独特の大げさなまでに写実的ともうしましょうか、

写実的なのに大げさともうしましょうか。

そこに命がある気配がするほどの

ぞくぞくする美しさでした。

 

ぜひぜひ、一度会いに行かれるがいいと

思うのであります。

 

 

ちなみにこのお寺、

Edy、iD、PiTaPa及びQUICPayを導入されており、

拝観料、絵馬奉納、お守り、祈祷料などが電子マネーで支払えます。

 

 

・・・・便利です。